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無事故でも保険料は上がる?について

 
自動車保険に加入していた場合、1年おきに更新することになりますが、その時に無事故で保険を使わなかった場合、等級が1等級上がり、保険料も安くなるはずですが、保険料が上がる場合もあります。


原因は1年に1回改訂される保険料にあります。
毎年上がることはありませんが、保険料というのは前回お話したとおり、「相互扶助」と言ってお互いが助け合う仕組みになっています。ということは、加入者全員で実際に支払われる保険料を負担するというのが基本的な考えです。


そこでわかりやすく説明すると、世の中で自動車事故や盗難事故が増え、自動車保険を使う人が増えれば、保険料は全体的にあがります。

その反対に、自動車保険に加入している人みんなが気をつけて、自動車事故や盗難が減少すれば、自動車保険料は安くなる仕組みになっているのです。


自動車保険の掛金というのは、契約者と保険会社の1対1の関係で成り立っているわけではなく、加入者全員対保険会社で成り立っているのです。ですから、保険料は加入者全体の状況によって変化します。これは自動車保険だけの話ではなく、あらゆる保険の根幹を成す考えです。

ただし自動車保険の場合、車種別に基本保険料のランクを設定しているため、自分が乗っている自動車の事故率が重要な要素となっています。


例えば、スポーツ系の車などは、荒い運転をするタイプの人が多く、事故率も高いために保険料はあがります。


同じ補償内容で保険料を安くを目指しましょう ^^

 

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